教育理念
本学部は、政治?経済?社会?文化?言語の多様性を理解し、グローバルに活躍できる人材を養成します。そのために学際的アプローチを重視し、複雑化する国際関係を、多元的?複合的に理解するための教育を提供します。
教育目標
以上の理念に基づき、本学部は国際社会を理解するための思考力と洞察力を兼ね備え、幅広い教養を身につけた人材の育成を目標とします。具体的には、国家間の関係を踏まえつつ、国境や文化の壁を越えて人と人を結び、国際社会と地域社会の課題に取り組むことのできる課題発見?解決型人材の育成を目指します。
学位授与の方針(ディプロマ?ポリシー)
国際関係学部は、国家間の関係を踏まえつつ、国境や文化の壁を越えて人と人を結び、国際社会と地域社会の課題に協力して取り組むことのできる課題発見?解決型人材を育成するため、教育課程(カリキュラム)を編成?実施しています。学位(国際関係学?国際言語文化学)授与に関する基本的な考え方は以下のとおりです。
国際関係学科
国際関係学科は、現代の国際社会、国家、および地域社会が抱える諸課題を発見し、その解決策を探究できる人材を育成することを目標としています。このための専門課程として、国際公共政策、国際開発、共生社会の3つの専門プログラムを設置しています。学生はいずれかの専門プログラムを選択し、所定の科目を修得することで学士(国際関係学)の学位を授与されます。授与に際しては以下の内容が重視されます。
- 国際関係にかかわる研究領域について、学術的読解?表現力、外国語によるコミュニケーション能力、基礎的教養、地域研究能力等の基礎的な研究技法を身につけている。
- 国際関係にかかわる研究領域の学知に習熟し、その観点から特定の研究課題を発見し、必要な情報を収集?分析して、批判的かつ論理的な思考力によって探究できる能力と、その成果を他者と共有し得る能力を備えている。
- 国際社会、国家、および地域社会がかかえる様々な諸課題についての多角的な知識を有し、修得した研究技法を柔軟に応用することを通じて、国際社会から地域社会に至る幅広い射程のもとで、社会の現状と課題を的確に理解することができる。
- 修得した学知を通じて、国際社会、国家、および地域社会が抱える諸課題に対して、その前提を再考したり、新たな課題を発見したりしながら、他者と協働して課題解決に取り組むことのできる実践的な能力を備えている。