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大学間連携締結校カルフォルニア大学デービス校との「茶」連携


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カルフォルニア大学デービス校 (UC Davis) との連携の一環として、小林裕和 大学院薬食生命科学総合学府長が本年9月に UC Davis を訪れ、同大学内の Global Tea Initiative (GTI) と今後の連携についての情報共有を図りました。これを受けて、GTI の Jacquelyn Gervay-Hague 教授と Katharine P. Burnett 准教授が12月12日に来学され、「カリフォルニア大学デービス校における茶の研究」と題し、学部特別講義および大学院食品栄養環境科学研究院セミナーを実施しました (写真1、2)。学生、教員、学外者を合わせて約100名の聴講者に対し、講師はカリフォルニア州における茶生産の適正化への化学的アプローチ、および中国茶器のベトナムへの伝播について熱く語りました。

その後、中村順行 茶学総合研究センター長、濱下武志 グローバル地域センター長、富沢寿勇 同副センター長 (兼:大学院国際関係学研究科長)、他大学研究者、静岡県経済産業部お茶振興課職員、農林水産省生産局地域対策官付茶業復興推進班担当者らと、相互の研究紹介をしたほか、今後の連携活動の展開について議論しました (写真3)。併せて、本学が上智大学およびお茶の水女子大学と共に進めている文部科学省「大学の世界展開力強化事業 (COIL)」の一環として、遠隔講義の具体化も検討することとしました。また、日本を代表する文化である「茶」と接点を有する句会を学内外で主宰する尾池和夫法人理事長と面談を行った後 (写真4)、鬼頭宏学長とは、今後の大学間連携の可能性について議論しました (写真5)。

静岡県は、茶の生産と消費において国内一であり、茶は本県の重要な産業です。大学院薬食生命科学総合学府食品栄養科学専攻においては、教育プログラム「茶学メジャー」の開設を検討中であり、澳门金沙官网_澳门金沙赌城¥博彩平台として、静岡県の茶産業の振興と茶を介した健康福祉の向上、さらにはその文化の発信が期待されています。UC Davis との連携は、世界に向けての静岡「茶」の情報発信強化につながるものと確信します。

写真 1

写真 2

写真 3

写真 4

写真 5

【関連リンク】
カルフォルニア大学デービス校 (UC Davis)
https://www.ucdavis.edu/about/rankings/

大学院薬食生命科学総合学府
/faculties/graduate-ipns/

Global Tea Initiative (GTI)
https://globaltea.ucdavis.edu

茶学総合研究センター
http://dfns.u-shizuoka-ken.ac.jp/labs/tsc/

グローバル地域センター
https://www.global-center.jp

文部科学省「大学の世界展開力強化事業 (COIL)」
https://www.sophia.ac.jp/jpn/news/PR/2018/press0912.html


(2018年12月28日)
(2019年1月4日訂正)

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