大学生クッキングリレー事業
12月18日、「食のスペシャリスト」を目指す本学食品栄養科学部栄養生命科学科と韓国の公州大学校食品科学科の学生が、意見交換会やワークショップで交流する「大学生クッキングリレー事業」を実施しました。本学国際関係学部の学生も通訳に携わるなどしました。本事業は、静岡県と韓国忠清南道の友好協定締結5周年を記念して行われました。
意見交換会
本学草薙キャンパスで開催された意見交換会では、本学の合田敏尚副学長(食品栄養科学部教授)による「日本の食育」をテーマとした講義と、公州大学校の尹慧麗教授による「韓国の食文化」をテーマとした講義が行われ、お互いの食生活などについて、両学学生の間で活発な意見交換が行われました。
ワークショップ(調理、共同作業)
静岡ガスエネリアショールームで、ワークショップが開催され、両学が2班ずつ、計4班に分かれ、「両県道の特産品を使用した食育の効果の高い弁当づくり」をテーマに調理しました。レシピ立案?調理の指導には本学からは食品栄養科学部の市川陽子教授があたりました。その後、川勝平太 静岡県知事、公州大の尹教授、本学の合田副学長、坪井厚 静岡県栄養士会長、増井浩二 県地域外交監をはじめとする来賓、関係者や両学学生達で完成した弁当を試食しました。
川勝知事から「地元の名産品を見事に組み合わせ、美味しいだけでなく見た目も美しい。食の文化ほど基礎的な文化はない。両県道の交流を食文化を通じ未来につなげていきたい」との講評がありました。
調理された4つの弁当は次のとおりです。
川勝知事から「地元の名産品を見事に組み合わせ、美味しいだけでなく見た目も美しい。食の文化ほど基礎的な文化はない。両県道の交流を食文化を通じ未来につなげていきたい」との講評がありました。
調理された4つの弁当は次のとおりです。
「百済の香り弁当」
忠清南道の特産品であるかぼちゃや栗、海苔、白キムチなどを使い韓国の伝統的な料理を現代的な方法で再構成している。
忠清南道の特産品であるかぼちゃや栗、海苔、白キムチなどを使い韓国の伝統的な料理を現代的な方法で再構成している。
「千里撰弁当」
忠清南道の特産品である蓮根、りんご、栗など機能性栄養素が豊富な食材をふんだんに使っている。
忠清南道の特産品である蓮根、りんご、栗など機能性栄養素が豊富な食材をふんだんに使っている。
「静岡富士山弁当」
健康に資する要素を含む栄養バランスのとれた食事であるスマートミールの「ちゃんと」の基準をもとに、静岡県の特産品である鰹、青梗菜、パプリカ、桜えび、茶、みかんなどを使い、静岡県には豊富な食材があることをアピールしている。また、和食らしい調理法や料理を取り入れ、その良さと美味しさを伝えている。
健康に資する要素を含む栄養バランスのとれた食事であるスマートミールの「ちゃんと」の基準をもとに、静岡県の特産品である鰹、青梗菜、パプリカ、桜えび、茶、みかんなどを使い、静岡県には豊富な食材があることをアピールしている。また、和食らしい調理法や料理を取り入れ、その良さと美味しさを伝えている。
「ふるさと彩り弁当」
スマートミールの「しっかり」の基準をもとに、和食らしさ(昆布や鰹のだし)、静岡らしさ(お茶やみかんの香り、黒はんぺん、桜えび)、お弁当らしさ(おにぎり、玉子焼き、焼き魚、煮物など)を前面に出し、視覚的にも楽しく、日本の文化も感じられる。
スマートミールの「しっかり」の基準をもとに、和食らしさ(昆布や鰹のだし)、静岡らしさ(お茶やみかんの香り、黒はんぺん、桜えび)、お弁当らしさ(おにぎり、玉子焼き、焼き魚、煮物など)を前面に出し、視覚的にも楽しく、日本の文化も感じられる。