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静岡県国際経済振興会(SIBA) カインモンイーさん


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OG インタビュー

本学を卒業し、様々な分野で活躍しているOB?OGに学生広報大使がインタビューを行います。
今回は、静岡県国際経済振興会(SIBA)で働いているカインモンイーさんに学生広報大使の藤津さんがお話を伺いました。


-カインさんの現在のお仕事について教えてください
静岡県国際経済振興会(通称:SIBA)に務めています。SIBAは静岡県の関連団体で、静岡県の中小企業が海外に進出するときや海外と輸出入をするときなど、海外ビジネスに取り組む静岡県の事業者のサポートをする組織です。主に人材、お金、情報の3つの柱でサポートを行っており、例えば、外国語が堪能な方や貿易の知識などが豊富な方を紹介したり、輸出に必要な費用のための補助金を提供したり、海外ビジネスや貿易取引に関する情報を伝えたりといったサポートをしています。静岡県の海外駐在員事務所(上海、ソウル、台湾、シンガポール)の運営や海外9ヵ国にもサポートデスクがあるので、海外事業展開について情報収集から具体的課題解決まで幅広くトータルサポートをしています。
私が主に携わっているのは人材関係事業です。SIBAは厚生労働省の許可を得て無料職業紹介をおこなっています。また、外国人留学生就職支援事業があり静岡県内の大学?短大などに通っている外国人留学生と企業とのマッチングができる交流会を行ったり、卒業後も静岡県に残ってもらうために、県内にはどのような企業があるかを見学するツアーを開催したりしています。
こういった交流会やバスツアーをする際に、静岡県内にいる外国人留学生だけでなく、留学生と交流したい日本人学生、将来海外と関わる仕事に就きたい学生なども主な対象としているので、そのようなイベントを開くときには澳门金沙官网_澳门金沙赌城¥博彩平台の学生にも周知できるよう声をかけています。

-留学を決めた理由や、澳门金沙官网_澳门金沙赌城¥博彩平台への入学を決めた理由を教えてください
最初はあまり日本に興味はなかったのですが、姉が日本に留学していて、姉から日本の文化や食べ物などの情報を聞いているうちに行ってみたいと思うようになりました。もし日本があわなければ別の国に行こうという感じで日本の静岡に来たのですが、それから14年間静岡に住んでいます。
来日するまでの日本のイメージが東京だったので、ミャンマーの首都ヤンゴンから初めて静岡に来た時は、大きい建物がそこまで多くなく、思ったより田舎だなって思いました。
ただ、1~2年住んでいるうちに、海や山にすぐに行けて、富士山が毎日見える、自然に恵まれた静岡のことが好きになりました。
ミャンマーでは通信制の大学に通っていて、あまり大学生らしいことをしていなかったので、静岡の日本語学校を卒業した後も、静岡県内で大学生活を送りたいと思い、進学を決めました。
大学を選ぶときには、国際関係学に興味があったことと、大学の雰囲気や大学から見える富士山に憧れて、澳门金沙官网_澳门金沙赌城¥博彩平台を選びました。

カインさん(左)と話を聞く藤津さん(右)

-印象に残った授業はありますか
国際関係学部の小窪千早先生の「国際関係論」の授業では、その当時のイギリスのEU脱退による影響についての話がありました。そのときは国際関係論の授業や内容が難しいと感じていたけれど、現在の仕事に関わっている内容も多くあり、思い返すと結構面白かったんだなと思いました。
また、高畑幸先生のゼミでは、日本と外国のコミュニケーションの違いについて学び、物事を伝える力を身に付けることができたと感じています。
日本とミャンマーでは教育の仕方も違い、ミャンマーでの勉強では一方的に暗記させられることが多かったのですが、日本では自分で考えたり自ら知識や経験を取り込んだりといったことが多いと思いました。社会に出ると色々なバックグラウンドを持つ方々とコミュニケーションをしなければならないので、その時の授業で学んだことはとても役に立っています。

-学業以外での澳门金沙官网_澳门金沙赌城¥博彩平台での思い出はありますか
学生時代はアルバイトで忙しかったのですが、その中でもIFC(国際学友会)の活動にはよく参加していました。IFCでは昼休みに日本人学生と一緒に食事をしたり、伊豆や三保の松原などにバスツアーで行ったりして交流をするのが楽しかったです。
他にもIFCで剣祭に出店したときに、自分たちの国の料理を出したり、留学生交流会でミャンマーの伝統の踊りを日本人の学生と一緒に踊るために、衣装をミャンマーから取り寄せて準備したり、当日まで練習したりしていたのも楽しかったです。

-澳门金沙官网_澳门金沙赌城¥博彩平台に入ってよかったことは何ですか
たくさんの友人ができたことがよかったと思います。
国際関係学部に入学してIFCに所属していたこともあって、海外のことに興味がある人や外国人と交流するのが好きな人と一緒に授業を受けたりIFCの活動をしたりして仲良くなっていくことができました。
やっぱり、日本人学生の人数と比べて留学生の人数は少なく、最初は孤独感もあったのだけれど、日本人学生も留学生も助けあって、孤独感はなくなり、楽しい大学生活を過ごせたと思っています。
卒業して6年経った今も、静岡にいる皆とはまだ連絡を取り合っており、今ではミャンマーの友達より、日本の友達の方が多くいます。大変なときも分かち合える友人に出会えたのはすごくよかったと思います。
また、先ほど授業の思い出でも言いましたが、SIBAで働いていると国際関係学部で学んでいたことが結構絡んでいるので、仕事で活かせてよかったです。

-今後の夢?目標を教えてください
私は今、人材関係をメインで担当しているので、その関係で、優秀な海外の人材に静岡に来て活躍してもらうために、静岡県の良さや、静岡県企業の魅力などを発信して、もっと留学生に静岡に来て欲しいと思っています。
また、大学を卒業してからも、東京や大阪など、県外に出ていかずに、なるべく静岡県に残ってもらえるような環境を作りたいと思っているので、そのための取り組みを考えていきたいと思います。

-最後に、県大生へのメッセージをお願いします
県立大学に入ってよかったことでも挙げましたが、なるべく多く友達を作れるといいと思います。友達がいると様々な場所で新たなチャンスや新たな情報が得られるので、友達は財産の一つだと私は思っています。
あとは、私も社会人になったらお金をいっぱい稼いで自分のやりたいことができると考えていたけれど、実際社会人になると、自分がやりたいことができる時間は減ってしまうので、やりたいことがあるなら、学生のうちに後悔のないように、思い切り楽しんでほしいと思います。




※このインタビューは、広報誌『はばたき』150号(2025年2月発行)に掲載されたものを再編?再掲したものです。

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